第121回定期 Vnソリスト 戸澤哲夫 プロフィール

戸澤哲夫 ヴァイオリン

東京藝術大学を経て同大学院修士課程を修了。
大学院在学中の1995年、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスターに就任、現在もその重責を果たしている。

1994年のアルベリ弦楽四重奏団結成メンバーであり、1996年には安田弦楽四重奏団に加わる。
また、各地でのリサイタル活動に加え、東京シティ・フィルをはじめ東京フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、広島交響楽団などと共演を重ねている。

1998年よりドイツ・ベルリンに留学、元ベルリン・フィル コンサートマスターの故ライナー・クスマウル氏のもとで研鑽を積む。
帰国後の2001年に新たにメンバーとなったモルゴーア・クァルテットでは、他に類を見ない切り口の斬新さに評価が高まり、2010年度アリオン賞、2015年第14回佐川吉男音楽賞奨励賞、2017年第47回JXTG音楽賞本賞を受賞。

昨年3月、BS-TV東京「エンター・ザ・ミュージック」レギュラー・カルテットとして結成されたThe 4 Players Tokyoではリーダーを務め、エネルギッシュかつ繊細な演奏のみならず、番組での軽妙なトークでも好評を集め、弦楽四重奏の魅力をより広く伝えるべく、今後の展開にさらなる期待が高まっている。