第20回 ファミリーコンサート 指揮者 田中 健 プロフィール

2024年3月9日(土)に開催される鎌倉交響楽団第20回ファミリーコンサートで指揮を務める、田中健のプロフィールをご紹介します。

【田中 健(たなか けん)】

 1977年東京都出身。青山学院大学文学部教育学科卒業。大学在学中より音楽教育及び宗教音楽について岡井 晃氏の指導のもと研鑽を積む。指揮法を横島勝人、清水宏之の各氏、クラリネットを加藤明久、高橋邦之の各氏に師事。2012年には宮城教育大学で開催された指揮者講習会において、パスカル・ヴェロ氏(仙台フィルハーモニー管弦楽団 常任指揮者)より直接指導を受ける。

 2019年には首都圏の大学に所属する120名以上の4年生により「学生時代の集大成として、大学ごとの枠組みを超えて共に新しい音楽を創造する」と云った理念のもと組織されたリアンフィルハーモニーオーケストラ2019の指揮者として招聘され、ショスタコーヴィチ/交響曲第7番「レニングラード」をはじめとする大編成のプログラムを成功に導いた。

 地域における文化振興への取組みとしては、2018年及び2022年には地域の子供から大人までを対象としたポピュラーコンサートの指揮者として宮前フィルハーモニー交響楽団との共演や、2019年及び2021年には「音楽の街 あさお」を掲げる川崎市麻生区で開催された「麻生音楽祭」で麻生フィルハーモニー管弦楽団と共演する他、多くの市民オーケストラとの共演も重ねている

 2020年にはアンドリュー・ロイド=ウェバー作曲/ミュージカル『ホイッスル・ダウン・ザ・ウインド 〜汚れなき瞳〜』(東宝)の公演に指揮者として携わる。

 2023年には「2023ふくしま チェロ・コンサート」の指揮者として招聘され、東京チェロアンサンブル、仙台フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団等で活躍するチェロ奏者及び全国から集まった500名に及ぶチェロ奏者、福島県内の複数の高等学校の生徒により組織された合唱団との共演によるコンサートを成功に導いた。

 2024年にはアドヴェント室内管弦楽団及びアドヴェント室内合唱団を組織し、J.Sバッハ作曲「クリスマス・オラトリオ」の公演を行う予定となっている。

 現在、横浜シティ・シンフォニエッタ、横浜交響楽団、METT管弦楽団において指揮者として活動する他、宮前フィルハーモニー交響楽団、麻生フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル豊島、江東シティオーケストラ、八王子フィルハーモニー管弦楽団、日野市民オーケストラ、横浜シティ・フィルハーモニック、鎌倉交響楽団、横浜国立大学管弦楽団、獨協大学管弦楽部、法政大学交響楽団100周年記念オーケストラ等、首都圏を中心に客演指揮者及びトレーナーを務めている。